重要文化財今西家書院入口にかかる表札?看板?削ってます。
文字部分のが焼き物(陶器)で出来ており欅の木を彫り1,4㎝の厚みがある文字を6㎜位埋め込みます。
この細工を象嵌と言います。
私の本職は蒔絵、漆塗りなので依頼の際どうしようか?迷いました。
漆の仕事は付け加えることが基本ですが木地の象嵌は隙間なく削りうめなければいけなく
非常に難しく、失敗の許されない細工です。
その為集中力が必要な作業。
まだ完成してませんが今の所うまく彫り削れています。
この彫る作業の後前面に木地が見えるような漆を塗ります。
完成をご期待ください。